男性向け肌質診断〜そのスキンケア用品はあなたに本当に合っていますか?〜
男性のみなさんは自分の肌質をご存知でしょうか?または知りたいと思ったことはありませんか?ここに好きな文章
スキンケアは自分の肌質を確認して行うことによって効果が大きく変化します、適切なスキンケア用品を選ぶためにも自分の肌質を確認することが大切になります。
本記事では男性(メンズ)の肌質を確認する方法と、肌質タイプによるスキンケア方法について説明していきます。
男性と女性の肌質の違いから特徴、悩みの多い毛穴対策を紹介します。
なお、本記事筆者の夕凪は男性向けコスメ業界を広告業界から長く見つめ、30代半ばを迎えてからの肌トラブルなどの改善や対策にそなえ今では毎年年間100種類以上にも及ぶスキンケア用品のテストを重ねています。
加齢に伴う肌トラブルや、クリエイター時代の不規則な私生活が原因で肌トラブルと常に一緒でしたがフリーランスとして活動してからは体調管理や食生活を見直す事によって自信を取り戻す事ができました。
仕事やストレスによる肌トラブルを少しでも改善するお手伝いが出来ればと思って活動しています。
普通肌、乾燥肌、脂性肌、混合肌…あなたは自分の肌質を理解していますか?
まずはこちらの肌質診断で自分の肌質を確認するところからスタートしましょう。
何事も自分の状態を確認することが大事です。
乾燥肌
【スキンケア方法】
「乾燥肌」の方が重視すべき基礎化粧品は、マイルドで保湿性の高い製品がオススメです。例えば、もっちりとしたテクスチャーのクリームなどがよいでしょう。
乾燥により、肌ツヤが少なく小皺が出来やすいので、保湿による改善をすることが大切です肌の水分量を保つことや肌からの蒸発を防ぐことが必要になります。化粧水は仕上がりがしっとりするものを選び、乾燥しやすい場所のUゾーンや目元は多めに塗布するなどして念入りに保湿していきましょう。
脂性肌
【スキンケア方法】
脂性肌に必要なスキンケアは、水分をたっぷりと吸収させてあげることで余分な脂分の分泌を減らすことになります。そうすることで毛穴をより滑らかに導き、引き締めることになります。そして気になる顔のテカリを抑えることができます。
脂性肌の方にはジェル状または液体のスキンケア製品がオススメです。化粧水だけでは時間が経つにつれ水分が蒸発していきます。そのため、化粧水の蓋の役割を果たしてくれるジェルや乳液も欠かさず使用することをおすすめします。
比較的乾燥しやすいUゾーンのパーツは水分量は多めですが、全体的な皮脂分泌量も多いためニキビなどの吹き出物が出来やすいのも、この肌質の特徴です。毛穴の黒ずみなども気になる方も多いでしょう
皮脂が多めなTゾーンを念入りに、そして全体的に丁寧に洗顔をする必要があります。脂性肌の多くは顔のテカりを気にして、化粧水や乳液のケアを敬遠しがちですが保湿ケアを怠ってしまうことによって肌が乾燥状態になり、肌が過剰に皮脂を分泌してしまい悪循環になります。脂性肌であっても、洗顔でしっかり余分な皮脂を落としてから、その後のスキンケアで保湿をしっかり行い、皮脂の分泌を抑えることが必要になります。
混合肌
【スキンケア方法】
ジェル状などの軽すぎず重すぎない質感の製品がおすすめとなります。時間に余裕がある方は、Tゾーンと頬、首に使うアイテムを分けてみても良いでしょう。
洗顔時は鼻をはじめとした皮脂が溜まりやすいTゾーンを念入りにムラなく洗顔を行います。Uゾーンはサッと洗い、洗顔後の保湿は念入りに行うことが大切です。
普通肌
【スキンケア方法】
「普通肌」の方は水分バランスを維持しながら、ローションのような柔らかめな軽いテクスチャーの製品を重視しながら探してみると良いと思います。
普通肌だからといって油断をしていると肌質が変わってしまいます。毎日のスキンケアを行うことを心がけましょう。
男性がスキンケアをすべき理由
理由1シェービングによる乾燥ダメージ
男性のスキンケアでは、シェ―ビング後の保湿が重要です。男性の肌は保水力が低いにもかかわらず、日々のひげそりによる摩擦ダメージにさらされがちです。摩擦は肌への大きな負担になり、乾燥や肌荒れにつながります。毎日のスキンケアとしては、朝と夜1日2回の洗顔で余分な皮脂を落とし、洗顔後は化粧水などでしっかり保湿すること、そして、シェービング後には特に丁寧に保湿してあげることが大切なります。
ちなみに、シェービングによる日々の肌ダメージを減らすためにはヒゲ脱毛という選択肢もオススメです。
毎朝の時間短縮にも繋がりますのでビジネスシーンで活躍する男性にはオススメです。
理由2皮脂分泌が多い
男性の肌は女性の肌よりも皮脂が分泌されています。特に、20代~30代のうちは、テカリやベタつきが気になる人が多いです。適度な皮脂は肌を保護するのに必要ですが、皮脂が多すぎると毛穴に汚れが溜まり、ニキビや黒ずみの原因になります。
「毎日皮脂をしっかり落とす」対策が重要です。
理由3乾燥している
男性は女性よりも皮脂の分泌量が多いですが、一方で、肌の水分量は少ないという特徴があります。肌がカサカサしている人は気づきやすいですが、皮脂の分泌が多い人は表面が潤って見えるので気づきにくいかもしれません。
また、肌の水分量は年齢とともに下がっていきます。水分が不足すると肌のハリがなくなる原因に。化粧水や乳液を使用して、肌の水分量を減らさないようにケアしてあげましょう。
綺麗な肌でいる事のメリット
ビジネスシーンでのメリット
肌が美しい営業と肌が脂ぎってテカテカしている営業はどちらが仕事できそうに見えますか?
前者のほうが自分自身の外見的魅力をコントロールできているように見えるのではないでしょうか。
また脂が多い肌の営業マンはだらしない印象を与えかねません。
このように、ビジネスの世界においても外見の清潔感は他者からの評価を大きく左右します。不潔な印象の男性は評価されにくくなってしまいます。
女性から意識をしてもらうため
魅力的な男性のイメージとして女性が上げるのが清潔感のある男性といわれています。
そのために髪型や格好、そして肌は当然みられるポイントになりますよね。
肌がきれいな男性はそれだけで爽やかな印象を与えます。スキンケアはみずみずしい肌をキープし、見た目の若さをキープすることや清潔感にも繋がります。
・吹き出物だらけの肌
・カサカサに乾燥し粉をふいている肌
・脂ぎった肌
これらは女性が男性に悪印象もつポイントになりがちです。
過剰な皮脂は悪臭の原因にもなってしまい、それを防ぐためにもスキンケアは大切です。
スキンケアを全くしていない肌は、実年齢より老けてみられがちにです若々しい外見をキープするためにも。
自分の中の理想の姿に近づくためにも努力を続けることが自分の中での自信につながります。
男性と女性の肌質の違い
男性の肌は乾燥しやすく、女性の肌は変化しやすい
男女の肌の構造や性質の違いとは。
男性の肌は皮膚が厚く、キメが粗くて毛穴が目立ちやすい傾向があります。肌触りもザラザラしがちで、女性の肌に比べて皮脂の分泌量が2~3倍と多いといわれています。
その一方で、保水力が女性より少なく、水分蒸散量は2倍以上で肌の水分量は女性のわずか30~50%です。皮脂が多いため乾燥を感じにくいですが、
丈夫そうに見えて乾燥しやすいのが男性の肌の特徴です。
女性の肌は皮膚が薄くデリケートです。男性の肌に比べて保水力はありますが、ダメージを受けやすく、シミやそばかすなどができやすいのもまた特徴です。女性はホルモンの影響を受けやすく、生理周期によるホルモンバランスの変化により肌の状態も変化します。40代半ばから50代半ばの更年期を迎えホルモン分泌が大きく変化すると肌質も変わっていきます。
男のスキンケアの基本手順
https://msc.hatenablog.jp/entry/2022/04/27/194923
以前の記事に洗顔について詳しく書いてありますのでぜひご参照ください。
洗顔方法を細かく解説していきます。
1. 手をきれいに洗う
実はとても重要です、油分などがあると泡立ちにくいので忘れずに。
2. 顔を36℃前後のぬるま湯で洗い流す
こすったりする必要はありませんのでこの時ゴシゴシこすらずにぬるま湯をバシャバシャする感じです。
3. 洗顔料を手のひらに適量取り、ぬるま湯を加えてしっかりと泡立てネットを使い泡立てる
洗顔料が少ないと十分に泡がたちませんので、きちんと泡をたてる為にも適量を守ることが重要です。
容器や説明書に記載されている量を使いましょう。
最初に加える水分が少なすぎると泡が立ちにくくなるので、多すぎるかな?と思うくらいの量の水をいれましょう。
4. 泡を肌にのせて、泡を転がすようにして顔全体を洗う
洗うときは、決して肌をこすらないようにしてください。
手と顔の間に泡を転がすイメージで洗いましょう。
5. 皮脂や毛穴が気になる小鼻や頬はていねいに洗う、この時必ず手でこすらないように注意すること
毛穴の目立ちが気になる額や小鼻回りなどは、泡を毛穴にギュッギュッと詰め込むイメージで洗うと、すっきり洗い上げることができます。
6. ぬるま湯を使ってていねいに、こすらず洗い流す
泡が残らないように顔のすみずみまでキレイに洗い流します。
フェイスラインや髪の生え際は特にすすぎ残しが多いので注意してください。
7. 洗い残しがないか、泡が顔に残っていないか隅々までチェックすること
このとき泡が残っていると肌トラブルの原因になりやすいです
8. 顔の水分を丁寧にふき取る
やりがちですがゴシゴシとこするのはダメです。
肌にそっとあてて、タオルに吸収させるイメージでふき取りましょう。
正しい洗顔のポイントは、洗顔料をしっかりと泡立てることです。手のひらから泡が落ちないくらいまで、泡立てネットを使い泡立てましょう。泡をクッションにして手のひらや指で顔をこすらないようにしながら、やさしく洗ってください。
男の美肌をつくる生活習慣
1日2ℓの水分補給
肌の乾燥を防ぐには、スキンケア製品による外側からのスキンケアだけでなく、内側からの水分補給で大事になります。
「水を1日どれだけ飲めばいいか分からない」「1日何L飲んでいるか計算していない」という方は、毎朝2ℓのペットボトルを用意して計算するのがおすすめです。
そうすれば人間が1日に必要な水分量は2Lと言われているので、最低限2Lの水分を摂取するようにしましょう。どのくらい水分を摂ったのかが分かり、残りの必要な水分量が把握でき目標意識を持つことができるようになります。 その結果毎日の日課として2Lの水分補給補給ができるようになり便利です。
ビタミンCの摂取
1日のビタミンCの推奨摂取量は成人男性は90mgとしており、ちょうどレモン1個分の量になります。
ビタミンCには肌のハリを作るコラーゲンの生成を促し、肌トラブルを予防できます 。そのため、ビタミンCを摂取することで、男の肌をスベスベにすることができるでしょう。
ビタミンCはサプリメントなどの栄養補助食品や栄養補助飲料でも摂取しやすいので欠かさず摂取しましょう。
7時間以上の睡眠
現代人の多くがが睡眠不足といわれていますが睡眠不足になってしまうことで、ホルモンバランスが乱れたり、肌のターンオーバーが崩れたりしてしまいます。 その結果、肌の汚れや鼻の黒ずみが目立つといった肌トラブルが起きやすくなるといわれています。 そのため、人間に必要な睡眠時間と言われている「7時間」を目安に睡眠を取るようにしたいですが社会人になるとその睡眠時間を確保することも難しくなりますよね?
そういった方は少しでも睡眠の質を高めることで脳や体をしっかりと休ませてあげましょう。
・就寝3時間前には食事を済ませる
・就寝1時間半前に、熱めの湯船に浸かる
・就寝1時間前から、ブルーライトを浴びない
・就寝準備から就寝するまで、部屋の照明を暗くしておく
チルアウトなどリラクゼーション飲料を飲むなどもオススメですがこれらの対策をすることでより上質な睡眠をすることができます。
禁煙
仕事のストレスの影響を受けてタバコを吸う機会が多くなりがちですが、煙に含まれているニコチン、タールは血管を収縮させて血流を悪くさせます。 血流が悪くなることで、充分な栄養や酸素を肌に行き届かず、肌のターンオーバーが崩れたりします。 その結果、肌トラブルが起きやすくなり、ニキビなどの吹き出物ができた後に治りが遅くなったりするのです。 なるべく肌質を改善されたい方は禁煙をしましょう。
紫外線対策をする
紫外線は常に降り続けています。日頃から日焼け止めを塗ったり、帽子や日傘を使用したりして紫外線対策をしましょう。紫外線は肌が乾燥して肌のたるみ、くすみといった老化現象が起きる一番の原因です。夏の日差しや長時間日光に当たる日などはもちろん、
日焼け止めには「SPF」という紫外線防御効果の数値が表記されていますので
・日常生活で使用する際はSPF30程度
・海水浴や紫外線が強い国に旅行する際はSPF50程度
以上の日焼け止めを使用することがおすすめです。裏面などに記載された使用量で2~3時間おきに塗りなおすこと常に効果が持続できます。
寝具を清潔にする
忘れがちな男性も多いですが枕カバーやシーツを清潔に維持することが大切です。汗や皮脂で汚れた寝具を使用し続けるとダニが繁殖してしまい肌荒れの原因になってしまいます。
寝具を休日に洗う、天日干しをする、布団クリーナーなどで清潔にしておくことで快適な睡眠にも繋がっていきますのでこの記事を読んだ後に寝具を天日干ししてみてはいかがでしょうか?
まとめ
男性の肌は皮脂が多く、水分が少ない特徴があります。肌が乾燥すると防御機能が低下し、カミソリ負けやニキビといった肌トラブルが起きやすくなります。男性もスキンケアをすれば綺麗な肌を目指せます。メンズスキンケア商品は、自分の肌質や年代に合ったものを選びましょう。
毎日続けることで、清潔感・若々しさをキープできます。
女性だけでなく男性にとってもスキンケアはメリットばかり。
ぜひ皆さんもスキンケアデビューに大きな一歩を踏み出してみましょう。
基本的には過剰な洗顔をせずに、十分な保湿をすることを心がけましょう。
スキンケア初心者の方にとって、まずは自分の肌質を知ることが
ファーストステップです。
自分自身の肌の性質を知らないままで
自分の肌に合わないスキンケアを
いくら頑張っても意味はありません!!
まずは肌質を理解し、自分に合うスキンケアと出会ってください
あとは自分の肌タイプに合わせた洗顔料・化粧水を選ぶことで、美肌に一歩近づけるわけです。
ただ、忘れてならないのは「加齢や環境により肌タイプは変化する」ということです。